フィッシュオイルで頭がよくなる、が信じられない理由

 

フィッシュオイルが脳の機能に与える好影響は、日々研究を続けられていると言います。

 

極最近の研究でも、フィッシュオイルが記憶力の向上に効果ありという成果は出続けているようですし、特にDHAは脳に侵入できる数少ない成分の一つであるということが分かっていることからも、頭に良いという説得力は増しつつあります。

 

もう少し研究が進めば、もっと画期的な認知症の治療薬として、広く用いられるようになるのかもしれません。

 

しかし、そもそも記憶力の低下というのは意識しにくいものだという点が、フィッシュオイルの効果をいまいち分かりにくくしているのではないでしょうか。

 

年齢を重ねると、多くの方が記憶力、学習能力の低下を実感します。しかしそれは本当に老化が原因の全てなのでしょうか。

 

筆者が信用していないのはフィッシュオイルの効果というよりも、本当に年齢とともに記憶力や学習能力が落ちるのだろうかというところです。

 

正確で隙のないテスト(例えばいつも新鮮な問題で、かつ難易度が同じという条件は必要です)を繰り返すなどの検査をしなければ、昔の自分と今の自分は比べられないはずです。

 

更に過去の自分というのは多くの場合現在よりも上の方向に修正されるものではないでしょうか。昔話がつい自慢話のようになってしまうのは、悪い記憶を捨て、良い記憶を脳が残しているからだと言います。

 

もし、「年齢を重ねた」という部分が記憶力や学習力の低下に対する正当化に使われているのであれば、あなたの能力は確かに落ちているのだと思います。

 

脳は隙さえあれば怠けるようにできているらしく、覚えなくて良いこと、努力しなくて良いことはすぐに放棄するシステムになっています。

 

だからこそ、何かを習得するのは難しく、怠けるとすぐに忘れてしまう。それは若くても同じです。

 

歳と共に記憶力や学習能力が落ちていると実感するのであれば、それは能力の低下ではなく、あなたにとって必要のないものが増えただけなのかもしれません。

 

フィッシュオイルに頭を良くする効果が本当にあったとしても、歳を言い訳にしている限り、あなたの脳みそは以前のように働くことはないと、筆者は思います。